top of page
IMG_7388.JPG

HONDA CIVIC SiR ll (EG6)

車名:ホンダ・シビック SiRⅡ(EG6)

通称:ナスEG、紫EG

【スペック

・メーカー:本田技研工業

・車両形式:E-EG6

・エンジン:B16A型 1,595cc 直列4気筒 DOHC VTEC

・駆動方式:前輪駆動(FF)

・トランスミッション:フロア5速MT

・懸架方式:ダブルウィッシュボーン(F,R)

​・ブレーキ:ベンチレーテッド・ディスク(F)、ディスク(R)

【カスタム箇所】

・F:TEIN GRAVEL (バネレート 6.5kg(TEIN))

・R:TEIN GRAVEL (バネレート 4.5kg(TEIN))

・タワーバー:DC2純正ストラットタワーバー

・ロールケージ:メーカー不明ダッシュ貫通8点式鉄製ケージ

・シート:BRIDE ZETA3フルバケット

・ステアリング:OMP ディープコーン(350mm,元々インテについていたもの)

・FRP製社外エアロボンネット(メーカー不明)

・FRP製フロントバンパー

・リアゲートアクリル化

【解説】

 EGの戦力が途絶えたため急遽2019年に購入。しかし引き取り時に燃料ポンプが死亡し、ガレージに来てからも異常なハンチング、チェックランプ付きっぱなし、足回りサビサビ、VTECの作動要件を司るスピードセンサーの線が切断されていたりなど…トラブルのオンパレードに見舞われる。

 故障箇所が多すぎて何がトラブルの原因なのかすら分からず部員の手を大いに焼かせたが、現状数少ない実動車であり、何だかんだで部員から愛されている。是非応援していただきたい。

 2021年度夏季整備の結果VTECが復活し、実戦レベルの戦闘力が戻ってきた。DC2やEK4などに比べると乗り味はおとなしいため、部員の一人は「私の言うことを一番聞いてくれる子」と評している。2022年3月の段階で修繕が概ね完了し、常時実動の状態になったがその後も故障が相次ぎ、相変わらず部員の手を焼いている。

 「ナスEG」の愛称は紫色のボディカラーから。

【車両解説】

 シビックはホンダが生産するハッチバックスタイルの小型乗用車で、1972年の初代発売以降10回のフルモデルチェンジを繰り返しながら、現在も生産が続く超ロングセラー車種である。

 M•M思想(マン・マキシマム/マシン・ミニマム)に基づく設計で広い車内空間を実現しながらも、高性能エンジンによってスポーティな走りを手に入れ、相反する二つの要素の両立を実現したシビックは市場での大成功を収めた。

 以降現在に至るまで、シビックは一貫してホンダ四輪の屋台骨であり続けている。

 様々な市場の需要に応えるため様々なグレードが設定された他、2ドアのシビッククーペ、4ドアのシビックフェリオ、ステーションワゴンのシビックツアラー、3ドアクーペのCR-Xなど、数多くの派生車,姉妹車が誕生した。

 初代はCVCCエンジンを搭載して、当時突破不可能と言われたアメリカの大気汚染規制法(マスキー法)をクリア。4代目のEF型シビックは、同世代のDA6型インテグラに次いで可変バルブタイミング機構(VTEC)を内蔵するB16Aエンジンを搭載するなど、その進化は常にホンダの技術の進歩と共にあった。

【年度別ひとこと】

・2019年:購入直後に燃料ポンプが死亡、その後も不調が相次ぎエンジン補機や足回り部分をほとんど交換した。新人戦出場以後ひとまず市ヶ谷で安置されていた。

・2021年:新人戦出場以降しばらく日の目を見なかったEGであるが、1,2年の練習車として白羽の矢が立ち、3月に整備を行い同月末から4月中旬までの練習で使用された。夏季整備でVTECが復活し、夏季練習では2年の練習車として運用された。しかしタイヤ交換のためにジャッキでフロントを上げようとしたところ、フロントクロスメンバーの溶接部分が破断した。

・2022年:メンバーの溶接後、パワステラックのブーツ裂けが判明したため、パワステラック本体丸々載せ替えを行なった。全関Gの選手選考でラジエーターと水温計が故障。全日本Gの選考ではアンダーステアを出して土手に突っ込み、載せ替えたばかりのパワステラックが破損。同日にはミッションブローした上にセルモーターも回らなくなってしまった。合宿中には助手席の窓が閉まらなくなり、メーターも不動に、リバースランプは点灯しなくなってしまった。帰京後はひたすら対処に追われる羽目に…

とにかくEGの不調に泣かされた1年であった。

・2023年:全関東ジムカーナの選手選考を実施している最中にエンジンチェックランプが点灯。その後の死亡したO2センサーを交換し、7月にはボンネットをマットブラックに塗装。キルスイッチを自作して学連車両としても使えるようになった。また壊れたデジタル式の水温計を撤去してアナログ式の水温計をAピラー付近に増設し、助手席のパワーウィンドウは"ハンドパワーウィンドウ"になった。

        To be continued...

IMG_5748.JPG
bottom of page