HONDA CIVIC SiR (EK4改)
車名:ホンダ・シビックSiR(EK4改)
通称:「EK改」
【戦歴】
●2016年度全関東学生ジムカーナにてデビュー
●2016年度全日本学生ジムカーナ出走
(女子団体3位)
●2017年度全関東学生ジムカーナ出走
(女子団体優勝・個人優勝&3位入賞)
●2017年度全日本学生ジムカーナ出走
(女子団体2位・個人準優勝)
●2018年度全関東学生ジムカーナ出走
(女子団体優勝・個人優勝)
●2018年度全日本学生ジムカーナ出走
(女子団体優勝・個人準優勝)
●2019年度全日本学生ダートトライアル出走
(男子団体7位)
【スペック】
・メーカー:本田技研工業
・車両形式:GF-EK4改
・エンジン:B18C型 1,797cc 直列4気筒 DOHC VTEC
・駆動方式:前輪駆動(FF)
・トランスミッション:フロア5速MT
・懸架方式:ダブルウィッシュボーン(F,R)
・ブレーキ:ディスク(F,R)
【カスタム箇所】
●B18C(赤ヘッド)に換装
●S4C ミッション
●BILSTEIN製車高調整式サスペンション
●島忠オレンジ全塗装
【解説】
2015年に先輩の御厚意で購入し、遥々沖縄から法政へ。ミッション不調を克服し、2016年から女子用試合車両となった。
全関東ジムカーナ直前に、女子を中心とした部員数名で伝説の一夜全塗装を行った。
また、全日本ジムカーナ直前の練習会で走行中にボンネットが開きフロントガラス大破したが、中央大学様のご協力で貼り換え。
デビュー初年度にして個人入賞・団体入賞と、かなりのポテンシャルを持つ。
2017年、全関東ジムカーナで団体・個人制覇。全日本ジムカーナではクラッチホースのひび割れがあったものの、
応急処置を施し無事出走。団体・個人とも準優勝という結果になった。
エンジンがDC2インテグラタイプR用のB18C(赤ヘッド)に換装されている部内随一のモンスターマシンでもある。
【車両解説】
EK型はシビックの6代目に当たるモデル。この代のシビックから"タイプR"(EK9)がラインナップされるようになった。愛称は「ミラクルシビック」
この頃のホンダ車でよく見かけるグレード名の"Si"とは"Sports injection"の略語で、高性能な燃料噴射装置(PGM-FI)を搭載したスポーツグレードのことを指す。(PGM-FIはProgrammed Fuel Injectionの略称)
"Si"のグレードが初登場したのは1983年のこと。3代目シビック(通称:ワンダーシビック,AT)および、同車と基礎設計を共有する初代CR-X(バラードスポーツ,AS)に与えられた。当時最新鋭の1.6L DOHC16バルブPGM-FIのZCエンジンを搭載したこの2車種は、価格に見合わない高い性能が評価され、当時のホンダ4輪のベストセラーとなると同時に、往年のボーイズレーサー(ホットハッチ)の代表的車種にもなっていった。
1989年、遂にVTEC(可変バルブタイミングリフト機構)を搭載した高性能エンジンB16Aが登場。これを初搭載した2代目インテグラには"XSi"のグレード名を与えられたが、次いで同じエンジンを搭載した4代目シビック(通称:グランドシビック,EF9)と2代目CR-X(サイバースポーツ,EF8)には"Sports injection Racing"の略である"SiR"の名を与えられた。
シビック,CR-XでのSiRグレード設定を嚆矢として、ホンダはプレリュード、インテグラ、アコードとその派生車の一部にもSiRグレードを設定するようになった。
その後"タイプR"が登場したことでSiRの存在感は薄くなってしまったが、快適な街乗りと適度なスポーツ走行を両立して楽しみたい層からの人気は根強く存在し続けた。
ホンダスポーツモデルの序列は一般的に R>Type R>Euro R>SiR>Si であるとされている(諸説あり)。
【年度別ひとこと】
・2015年:購入。ミッションの修理に苦戦。
・2016年:全関東ジムカーナ、全日本ジムカーナに出場。夏合宿最終日にプチミサイル発動。フロントリップスポイラーを損傷。
・2017年:大学公式キャラクターの「えこぴょん」などで車体を彩り、可愛く戦闘力アップ。
・2018年:全関東・全日本両大会にて団体完全優勝を果たす。グリップテープが明太子模様になった。
・2019年:ダートラ車としてデビュー。
・2020年:夏季合宿でジムカーナ練習車として走行
To Be Continued...